ハーフデュプレックス(半二重)とは?通信システムの基本概念をわかりやすく解説します
ハーフデュプレックスとは?
ハーフデュプレックスは、通信システムにおける一種の通信方式です。この方式では、同時に一方向への通信しか行われず、送信と受信が切り替わることによって通信が行われます。 つまり、送信側と受信側が同時に通信を行うことができない通信方式です。
半二重通信
ハーフデュプレックスは、通信の種類として「半二重通信」とも呼ばれます。半二重通信は、双方向の通信が可能な全二重通信と比較すると、同時に送信と受信ができないため、通信速度が遅くなります。しかし、シンプルな構成と安価な価格設定が可能なため、小規模ネットワークに適しています。
ハーフデュプレックスの例
一般的な例として、トランシーバーが挙げられます。トランシーバーは、通信を行う一方のデバイスから信号を送信し、別のデバイスが受信するという半二重通信を行います。また、デジタルインターフェースのイーサネットなどでも、ハーフデュプレックス通信が用いられることがあります。
まとめ
ハーフデュプレックスは、通信システムにおける一種の通信方式で、同時に双方向の通信ができないため、全二重通信に比べて通信速度は低下します。トランシーバーやイーサネットなど、小規模ネットワークにおいて使用されます。
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