HTMLエンコード(URLエンコード)とは?データ伝送の際の文字変換方法を解説

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HTMLエンコード(URLエンコード)とは?

HTMLエンコード(URLエンコード)とは、データをインターネット上で伝送する際に、使用できる文字を制限する必要がある場合に使用される文字変換方法の1つです。特定の文字はURL中で特別な意味を持っており、データが失われたり、不正な操作が行われることもあります。HTMLエンコードは、これらの文字を安全な形式に置き換えることができます。

HTMLエンコード(URLエンコード)の例

例えば、「?」や「&」のような特殊文字を含むURLを入力すると、ブラウザは正しくURLを解釈できない可能性があります。この場合、HTMLエンコードによって、特殊文字を適切に置き換えることができます。

例えば、以下のURLはHTMLエンコードをすると

“`
https://example.com/search?q=HTMLエンコード&category=web
“`

以下のようになります。

“`
https://example.com/search?q=HTML%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89&category=web
“`

このように、特殊文字を%xxという形式に置き換えることで、URLを正しく伝送することができます。

HTMLエンコード(URLエンコード)の利用例

HTMLエンコードは、Webページでデータを送信する場合にも使用されます。特に、フォームデータの送信において、HTMLエンコードが必要な場合があります。フォームに入力されたデータには、ユーザが入力したテキストだけでなく、特殊文字や制御コードが含まれる可能性があります。これらの文字をHTMLエンコードすることで、正しく送信することができます。

また、悪意のある攻撃者によるクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃を防ぐためにも、HTMLエンコードが必要となります。XSS攻撃は、Webページに不正なスクリプトを挿入することで、ページの利用者を狙った攻撃を行うものであり、HTMLエンコードをすることで、これらの攻撃を防ぐことができます。

まとめ

HTMLエンコード(URLエンコード)は、Web上でデータを伝送する際に利用され、特殊文字を適切に置き換えることで、正しくデータを伝送することができます。また、フォームデータやXSS攻撃対策にも使用されるため、Webページ作成において重要な技術となっています。

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