【マージ結合とソートマージ結合とは?】データベース操作の基本概念を分かりやすく解説

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マージ結合とソートマージ結合とは?

データベースにおいて、複数の表から必要な情報を取り出すために、テーブルを結合することがあります。その中でも、マージ結合とソートマージ結合は一般的によく用いられる結合方法です。

マージ結合は、2つのテーブルを結合する方法の一つで、主に等値結合で使われます。2つの表をキー項目でマージすることで、新しいテーブルを作成します。マージ結合では、比較するキー項目にインデックスが必要です。

ソートマージ結合は、ソートされた2つの表をマージする方法です。マージ結合よりも効率的に処理ができますが、事前にソートする必要があるため、処理時間がかかることが欠点です。しかし、インデックスを作成する必要がないため、マージ結合よりもメモリ使用量が少なくて済む場合があります。

マージ結合の例

例えば、あるショッピングサイトの商品テーブルと在庫テーブルがあるとします。商品テーブルには商品番号と商品名が、在庫テーブルには商品番号と在庫数がそれぞれ格納されています。商品テーブルと在庫テーブルをマージすることで、商品名と在庫数が紐づけられた新しいテーブルを作成することができます。

ソートマージ結合の例

例えば、ある企業の社員テーブルと売上テーブルがあるとします。社員テーブルには社員番号と社員名が、売上テーブルには社員番号と売上金額がそれぞれ格納されています。売上テーブルを売上金額が多い順にソートし、社員テーブルを社員番号でソートした後、2つのテーブルをソートマージ結合することで、売上金額が多い順に社員名が表示される新しいテーブルを作成することができます。

以上が、マージ結合とソートマージ結合の基本的な概念です。データベース操作において、効率的にテーブルを結合するためには、どちらの結合方法を使うか適切に判断することが重要です。

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