PTP(Picture Transfer Protocol)とは?デジカメ転送の基本概念をわかりやすく解説

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PTPとは?デジカメ転送の基本概念をわかりやすく解説

はじめに

デジタルカメラは、写真を撮ったらそのままSDカードに保存されます。しかし、一度パソコンに取り込んでフォトブックやWeb上で共有したい、という場合には、どのようにすればよいのでしょうか。そこで登場するのがPTPです。

PTPとは?

PTPは、Picture Transfer Protocolの略で、デジタルカメラがパソコンに接続された際に、写真を転送するための通信プロトコルです。デジタルカメラには、パソコンとの接続にUSBケーブルを使用する場合がありますが、PTPはUSBホストからUSBデバイスへの通信方式として、標準化されています。

PTPの仕組み

PTPは、デジタルカメラとパソコンの間で、データ転送を行うための通信プロトコルです。PTPを使えば、カメラに保存された画像・動画データを、USBケーブルを介してパソコンに転送することができます。

PTPは、PCとデジタルカメラが接続すると、デジタルカメラをデータ記憶装置として認識します。そして、PCのデータ転送プログラムが、このデジタルカメラを認識して、装置からの情報取得を取りに行きます。データ転送プログラムがデジタルカメラに命じて、写真データを取得し、転送することで、PC側にデータが取り込まれます。

PTPでの転送手順

PTPを使って写真を転送する場合、以下の手順を実行します。

1. デジタルカメラをパソコンに接続する。
2. デジタルカメラをPCに認識させる。
3. データ転送プログラムを起動する。
4. デジタルカメラから写真データを取得し、転送する。
5. デジタルカメラからの接続を切断する。

まとめ

PTPは、デジカメとパソコンの接続に使われる通信プロトコルです。デジタルカメラに保存された画像・動画データを、USBケーブルを介して簡単にパソコンに転送することができます。この記事を参考に、デジカメ転送について理解を深めてみてください。

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