Visual SourceSafe (VSS)とは?ソフトウェア開発のバージョン管理ツールの基本概念解説

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Visual SourceSafe (VSS)とは?

Visual SourceSafe(以下、VSS)は、マイクロソフトが開発したソフトウェア開発のためのバージョン管理ツールです。開発者が作成したコードや資産を、効率的に管理することができるため、多くの企業で採用されています。VSSは、特に小規模な開発プロジェクトに適しており、簡単な操作で利用することができます。

ソフトウェア開発のバージョン管理ツールとは?

ソフトウェア開発において、複数の開発者が同時に作業を行う場合、コードや資産を適切に管理することが非常に重要です。それを実現するために、バージョン管理ツールが用いられます。バージョン管理ツールは、開発者が作成したコードや資産を、バージョンごとに管理することができるため、開発プロジェクトの進捗状況や変更履歴を把握することができます。また、同時に複数人で作業を行う場合にも、開発者ごとに異なるバージョンのコードを管理することができます。

VSSの基本的な概念

VSSでは、主に「プロジェクト」「ブランチ」「バージョン」「ラベル」といった概念が使用されます。以下、それぞれについて説明します。

  • プロジェクト:VSSで管理する単位。ファイルやフォルダ単位で管理され、複数のファイルやフォルダを含めることができる。
  • ブランチ:プロジェクトの特定の時点を分岐させ、別のバージョンを管理するための機能。開発者が複数のバージョンを管理することができる。
  • バージョン:コードの変更履歴を管理するための単位。バージョンごとに変更点や履歴を確認することができる。
  • ラベル:バージョン管理のうち、特定の時点をマークするための機能。重要なマイルストーンやリリース時期などを示すために使用される。

まとめ

VSSは、ソフトウェア開発においてバージョン管理をするためのツールで、小規模なプロジェクトに適しています。基本的な概念として、プロジェクト、ブランチ、バージョン、ラベルがあり、それぞれでコードの管理や変更履歴の管理が行われます。

参考記事

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