ホワイトリスト(WL)とは?セキュリティ対策の基本概念をわかりやすく解説

Explanation of IT Terms

ホワイトリストとは?セキュリティ対策の基本概念をわかりやすく解説

ホワイトリストとは、コンピューターセキュリティーの分野において、アクセスを許可するプログラム、システム、アドレスなどをあらかじめリストアップしておくことです。つまり、ホワイトリストに登録されたものしか、コンピューターやネットワークにアクセスできないように設定することで、セキュリティ対策を強化することができるのです。

ホワイトリストのメリット

ホワイトリストの最大のメリットは、不正アクセスや悪意あるプログラムからの攻撃を防ぐことができることです。ホワイトリストに登録されていないプログラムやアドレスからのアクセスは、許可されずにブロックされます。そのため、万が一、ウイルスやマルウェアなどがウェブサイトやネットワークに侵入しても、ホワイトリストに載っていないため、侵入を防ぐことができます。

ホワイトリストのデメリット

ホワイトリストのデメリットは、登録していないプログラムやアドレスが必要な場合、アクセスができなくなることです。たとえば、社内のネットワークにアクセスするために、外部のサードパーティーツールが必要な場合、そのツールがホワイトリストに載っていない場合、アクセスすることができません。

ホワイトリストの活用方法

ホワイトリストの活用方法としては、以下のようなものが挙げられます。

  • ウェブフィルタリング:ホワイトリストに登録したウェブサイト以外にはアクセスできないように設定する。
  • ファイアウォール:許可するIPアドレスをホワイトリストに登録し、それ以外はアクセスできないように設定する。
  • アプリケーション管理:ホワイトリストに登録したアプリケーション以外は実行できないように設定する。

まとめ

ホワイトリストは、コンピューターセキュリティーの基本的な概念の1つです。登録されていないプログラムやアドレスからのアクセスをブロックすることで、セキュリティ対策を強化することができます。ただし、登録されていない場合はアクセスができなくなる場合もあるため、適切に活用することが重要です。

参考記事

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