隠しフィールド(hiddenフィールド)とは?- Webフォームでのデータ保持方法を紹介

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隠しフィールド(hiddenフィールド)とは?

隠しフィールドとは、Webフォームでデータを保持するための特殊なフィールドのことです。このフィールドは、ユーザーが入力することができないため、情報をサーバー側に渡すことができます。

通常、Webフォームでユーザーが送信するデータは、フォームの各フィールドから取得されます。しかし、画面上には表示されないが、サーバー側で利用する必要がある情報がある場合、隠しフィールドを使用することができます。

隠しフィールドは、HTMLの<input>タグを使用して作成されます。通常のフィールドと同じように、name属性とvalue属性を持ちます。しかし、type属性にhiddenを指定することで、隠しフィールドとして作成することができます。

Webフォームでの隠しフィールドの利用例

隠しフィールドは、サーバー側でデータを処理する際に、便利に利用されます。例えば、以下のような場合があります。

– 複数ページに渡るWebフォームがある場合、ページを遷移する際に、前のページで入力されたデータを保持する必要があります。この場合、隠しフィールドを使用して、前のページで入力されたデータをサーバー側で保持することができます。
– セキュリティ上の理由で、特定のデータをユーザーに入力させたくない場合があります。例えば、商品の値段や、注文の確認番号などです。この場合、隠しフィールドを使用して、サーバー側で保持することができます。
– ツールチップやポップアップなど、ユーザーが操作する必要のない補助的な情報を表示する場合、隠しフィールドを使用して、データを保持することができます。

隠しフィールドの欠点

隠しフィールドを使用することで、サーバー側でデータを保持することができますが、セキュリティ上の問題があります。ユーザーが送信するデータは、簡単に偽造することができます。そのため、隠しフィールドに重要な情報を格納する場合は、安全性を確保するために、適切な対策を取る必要があります。

また、隠しフィールドを多用すると、データ量が増大して、Webページの読み込み速度が遅くなる場合があります。そのため、必要最小限に留めることが望ましいです。

まとめ

隠しフィールドとは、Webフォームでデータを保持するための特殊なフィールドです。サーバー側で利用する必要がある情報を、ユーザーに表示せずに渡すことができます。しかし、セキュリティ上の問題やデータ量の増大に注意しながら、適切に利用することが重要です。

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